太田診療所

太田診療所(京都市右京区) 内科 消化器内科 呼吸器内科

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病気のお話コラム

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    いつまでも元気で健康な身体でいるためには、規則正しい生活習慣とバランスの良い食生活を送ることが大切です。そして、次に大切なことは体の不調を感じたら、「仕事が忙しいからなかなか時間が取れなくて・・・」「お医者さんはちょっと苦手で・・・」と思って先に延ばさずにできるだけ早めの受診をして下さい。
    不安を抱えたまま毎日を過ごすのは、楽しいものではありませんし、早期発見、早期治療をして頂くことが回復への一番の早道です。当診療所は、地域のホームドクターとして皆様がいつも元気で頂けるように健康を守るお手伝いをさせて頂きます。

第8回 高脂血症について

高脂血症とは、血液中の脂肪の量が異常に多くなった状態のことを言いますが、そのうちでもコレステロールや中性脂肪が多いときに、治療が必要になります。

コレステロール自体はホルモンやビタミンなどの原料ですし、また体内の細胞膜の素材となるものなので、人にとってはなくてはならないものです。中性脂肪は人間のエネルギー源なのでとっても大切です。ですからコレステロールすべてが悪いわけではありません。

コレステロールにも種類があり、血管にたまり動脈硬化(病気のお話5をお読みください)の原因になるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や、その反対に血管や細胞にたまっていたのが肝臓に回収されるHDLコレステロール(善玉コレステロール)などがあります。また中性脂肪は直接血管にたまることはありませんが、中性脂肪の増加は、コレステロールが多くなくても動脈硬化の原因となります。このことから動脈硬化を予防するには、多すぎるLDLコレステロールと中性脂肪をおさえることとHDLコレステロールを増加させることが重要といえます。

治療の基本は食事療法と運動療法です。まず食事療法ですが、肥満のある方では特に食事の量を減らす事が必要です。標準体重を目指してください。さらにコレステロールを多く含む食事や食材はできるだけ避けるようにしなければなりません。卵、バター、レバー、たらこ、かずのこ、いか、するめなどは控えてください。甘いものは食べ過ぎると、中性脂肪が増え、HDLコレステロールが低下するのでほどほどにしましょう。果物、野菜には植物繊維が多く含まれ、コレステロールの排泄を促してくれます。早食いはたくさん食べる事につながります。ゆっくり、よくかんで食べましょう。やはり、アルコール、たばこはできるだけ控えてください。運動療法ですが、毎日の適度な運動、散歩、水中歩行、サイクリングなどは体重の減量にも良いですが、中性脂肪の低下、HDLコレステロールの増加効果を有します。

治療の目標値は年齢、性別、他の病気の有無などによって異なりますが、おおむね総コレステロールは220以下、中性脂肪は150以下、LDLコレステロールは140以下です。食事、運動療法では無理な時、お薬が必要です。コレステロールが多いのか、中性脂肪が多いのか、あるいは両方かによって、お薬は変わってきます。医師とご相談の上、お薬を服用して下さい。

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