太田診療所

太田診療所(京都市右京区) 内科 消化器内科 呼吸器内科

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病気のお話コラム

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    いつまでも元気で健康な身体でいるためには、規則正しい生活習慣とバランスの良い食生活を送ることが大切です。そして、次に大切なことは体の不調を感じたら、「仕事が忙しいからなかなか時間が取れなくて・・・」「お医者さんはちょっと苦手で・・・」と思って先に延ばさずにできるだけ早めの受診をして下さい。
    不安を抱えたまま毎日を過ごすのは、楽しいものではありませんし、早期発見、早期治療をして頂くことが回復への一番の早道です。当診療所は、地域のホームドクターとして皆様がいつも元気で頂けるように健康を守るお手伝いをさせて頂きます。

第6回 高血圧について

高血圧とは血圧が高すぎる状態をいいます。血圧は診療所や病院に行って測定するのが一番ですが、最近では良い自動血圧計ができていて、色々な公共スペースやご自宅でも簡単に測ることができるようになりました。ではどの位の血圧以上が高血圧になるのでしょうか。一般的には、最大血圧が140以上あるいは最小血圧が90以上で高血圧とします。日本では軽症の方も含めると60歳以上の方の約半数が高血圧であると考えられています。

このように高血圧の患者さんは大変に多いのですが、実はほとんどの患者さんで、その原因ははっきりとは分かっていません。この高血圧を本態性高血圧といい、高血圧の95%以上を占めます。残りの数%の患者さんでは、明らかなホルモン異常や腎臓の血管異常があり、それが原因で高血圧になります。この高血圧を二次性または症候性高血圧といいます。原因が取り除かれれば治る高血圧です。

高血圧を放置したり、治療が不十分な状態が続くと、動脈硬化がすすんで脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる病気の原因になったり、心臓肥大や心不全をおこしたりします。これが高血圧の治療が必要な理由です。

若年者、中年者では血圧は130/85未満を目標値とし、糖尿病、腎臓病、心筋梗塞後患者では130/80未満とします。高齢者では年齢に応じて最大血圧は140~160未満を目標にしますが、最小血圧はどの年齢でも90未満にする必要があります。

血圧を下げるお薬にはいろいろな種類があり、どれを使用するかは患者さんの高血圧の程度、合併症の有無、年齢などを考慮して決定いたします。しかし、治療はお薬ばかりでなく、患者さんのできることのほうが重要かもしれません。まず、塩分を制限してください。1日の塩分摂取を6グラムに減らすと、最大血圧が6、最小血圧が4低下するといわれています。

逆に果物や生野菜に多く含まれるカリウムは血圧を下げる作用があります。次に肥満の人は減量しましょう。脂肪やコレステロールをひかえて、体重が4~5キロ減ると、血圧は明らかに降下します。適度な運動をしてください。毎日30~45分早歩きをすると、10週間後には最大血圧が11、最小血圧は6下がる事が示されています。しかし、無理は禁物です。アルコールは血圧を上げます。たばこは動脈硬化や肺疾患の原因となり、血圧にも悪影響を与えます。いずれもひかえましょう。

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