太田診療所

太田診療所(京都市右京区) 内科 消化器内科 呼吸器内科

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病気のお話コラム

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    いつまでも元気で健康な身体でいるためには、規則正しい生活習慣とバランスの良い食生活を送ることが大切です。そして、次に大切なことは体の不調を感じたら、「仕事が忙しいからなかなか時間が取れなくて・・・」「お医者さんはちょっと苦手で・・・」と思って先に延ばさずにできるだけ早めの受診をして下さい。
    不安を抱えたまま毎日を過ごすのは、楽しいものではありませんし、早期発見、早期治療をして頂くことが回復への一番の早道です。当診療所は、地域のホームドクターとして皆様がいつも元気で頂けるように健康を守るお手伝いをさせて頂きます。

第2回 胆のう炎、胆管炎について

消化液の一つに胆汁がありますが、これは肝臓でつくられ、肝臓内の胆管という管を通って一時的に胆のうに集められます。胆のうは胆汁の濃縮をおこない、食事などの刺激が加わると収縮し、胆のう内の胆汁は肝臓外の胆管を通って十二指腸に分泌されます。

胆のう内や胆管内に胆石やがんのような胆汁の流れを障害する病変がある場合、胆汁中に細菌が繁殖し炎症がおこる場合があります。この状態を胆のう炎、胆管炎といいます。

自覚症状は、急激な上腹部痛、発熱、黄だん、悪心、嘔吐などであり、重症例では意識障害やショック症状を伴います。

血液検査をすると、白血球数などの炎症をしめす数値が増加し、肝機能も異常になることが多いです。腹部超音波検査は侵襲がなく第一選択の検査法で、胆のう腫大あるいは萎縮、胆のう壁肥厚や胆管拡張所見の描出のほか結石やがんなどの原因疾患の診断にも有用です。X線CT検査でも同様の所見をとらえることができます。

一般療法としては、急性期には安静を守り絶飲食とし、十分な水分補給を点滴で行い、痛みに対しては鎮痛剤を用います。さらに、適切な抗生物質を使用することにより胆のう炎、胆管炎は軽快することが多いです。

しかしこのような治療をしても黄だんなどの症状が悪化する場合は、胆のうや胆管にチューブを入れて胆汁を体の外や腸に出す処置(ドレナージ術)が必要となります。

胆のう炎や胆管炎が改善しても原因疾患の治療がなされないと再発することが多く、手術などの根治治療を受けるほうがよいでしょう。

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