太田診療所

太田診療所(京都市右京区) 内科 消化器内科 呼吸器内科

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病気のお話コラム

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    いつまでも元気で健康な身体でいるためには、規則正しい生活習慣とバランスの良い食生活を送ることが大切です。そして、次に大切なことは体の不調を感じたら、「仕事が忙しいからなかなか時間が取れなくて・・・」「お医者さんはちょっと苦手で・・・」と思って先に延ばさずにできるだけ早めの受診をして下さい。
    不安を抱えたまま毎日を過ごすのは、楽しいものではありませんし、早期発見、早期治療をして頂くことが回復への一番の早道です。当診療所は、地域のホームドクターとして皆様がいつも元気で頂けるように健康を守るお手伝いをさせて頂きます。

第20回 インフルエンザについて

インフルエンザとはインフルエンザウイルスの感染によっておこる病気で、普通のかぜにくらべて症状が強く、場合によっては命にかかわることがあります。また感染力が強いため、いったん流行が始まると短期間に膨大な数の人を巻き込みます。

  潜伏期は1~5日(平均3日間)と短く、突然の悪寒、高熱とともに頭痛、のどの痛み、せき、関節痛、筋肉痛、体のだるさがあらわれます。健康な成人なら3~7日の発熱の後一週間くらいで治ゆします。しかし、高齢者や持病を持った方が肺炎を併発したり、幼児が脳炎や脳症を合併すると、死亡する人がでたり、重大な後遺症が残ることがあり、決して甘く見てはいけない病気です。

一番の予防法はインフルエンザの予防接種(ワクチン接種)を流行前に受けることです。ワクチンが効果を示すには摂取後2週間はかかりますので、11月~12月には受けてください。13歳未満は1~4週間をあけて2回摂取します。13歳以上でも2回摂取が望ましいですが、1回摂取でも十分に効果はあります。ただし残念ながら、予防接種を受けたすべての人がインフルエンザにかからない、ということにはなりません。しかし、かかっても重くなりにくいという効果はあります。また、予防接種をすることが不適当と考えられる方がおられますので、摂取前には医師とよく相談してください。予防接種以外の予防法としては、できるだけ人ごみをさけること、マスクをつける、外出後にはうがい、手洗い、洗顔をする、室内の湿度をたもつ、栄養と休養をとり体力をたもつことなどがあります。

それでもインフルエンザにかかったら(実際にはインフルエンザかどうかはわからないので、インフルエンザと思ったら)、できるだけ早く医療機関を受診してください。最近ではインフルエンザかどうかの検査が、わずか15分でできる様になりました。インフルエンザと診断して、タミフルやリレンザというインフルエンザの治療薬を発病後48時間以内に服用すると、症状を軽くすることができます。また、インフルエンザの時や、インフルエンザと思った時には市販の風邪薬やいままでに医療機関で処方された解熱剤などは服用しないほうがよいでしょう。薬によってはインフルエンザによる脳炎や脳症をさらに悪くすることがあるからです。いずれにしても、インフルエンザにかかったら、無理をせずに安静にし、十分な睡眠と栄養と水分をとることが大切です。

2009年3月北米で豚インフルエンザ由来の新型インフルエンザが発生し瞬く間に全世界で流行しました。症状は従来の季節性インフルエンザと比べ下痢、嘔吐など消化器症状がやや多かったようですが、大きな差異はありません。予防はやはりワクチン接種が重要です。治療はタミフル、リレンザが有効です。

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