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太田診療所(京都市右京区) 内科 消化器内科 呼吸器内科

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病気のお話コラム

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    いつまでも元気で健康な身体でいるためには、規則正しい生活習慣とバランスの良い食生活を送ることが大切です。そして、次に大切なことは体の不調を感じたら、「仕事が忙しいからなかなか時間が取れなくて・・・」「お医者さんはちょっと苦手で・・・」と思って先に延ばさずにできるだけ早めの受診をして下さい。
    不安を抱えたまま毎日を過ごすのは、楽しいものではありませんし、早期発見、早期治療をして頂くことが回復への一番の早道です。当診療所は、地域のホームドクターとして皆様がいつも元気で頂けるように健康を守るお手伝いをさせて頂きます。

第15回 逆流性食道炎について

逆流性食道炎について

食後の胸やけがつらい方はおられませんか。これは胃の症状ではなく、食道の症状です。おう吐した時は別ですが、普通は胃液が食道に入っていくことはありません。しかし、何かの原因で胃酸をふくむ胃液が胃から食道に逆流することにより食道粘膜に炎症がおこると、この症状がでます。この状態を逆流性食道炎といい、最近では胃食道逆流症とも呼ばれています。実に日本の成人の10%以上の方がこの逆流性食道炎をもっていることがわかっています。

上の左と中の写真は、食道の胃に近いところを見たものです。左は正常で、中は逆流性食道炎の像です。中の写真では食道の左上と右下に白い縦長のかいようが見られます。右の写真は胃の中から食道と胃の境界を見たものですが、胃が腹から胸にもちあがった食道裂孔ヘルニアの像です。これは胃液が食道に容易に逆流する状態であり、逆流性食道炎の最も重要な原因です。

逆流性食道炎は高齢者、特に女性に多く、腰が曲がっていたり前かがみの姿勢を長くとる人は要注意です。過食、肥満、飲酒、喫煙は増悪因子です。症状としては胸やけばかりでなく、胸痛、咳、喘息、のどの不快感、など多彩です。また、内視鏡検査では逆流性食道炎の所見がないにもかかわらず、逆流性食道炎の症状を示す方もおられ、診断が困難なこともあります。

治療にはよく効く飲み薬(オメプラール、タケプロンなど)がありますので、症状のある方は医師と相談の上、試してみられたらよいでしょう。しかし、食道がんが合併していることもまれにあり、内視鏡検査をしておくことは大切な事です。

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